気密検査!!

そろそろブログのタイトルの

 

「新米」 

 

を取るかどうか考えている 佐々木です。

現場監督としてはまだまだ半人前なのは確かですが、新米という言葉は一年目の人が使う気がします。

そもそも新米とは、米穀年度によるところ11月1日から翌年の10月31日と定義されている。

よって次の年のお米が供給されるまでの一年間が新米となる訳だ。

業者間では梅雨を通り越すと古米と呼んだり、色々あるようだ。

 

確かに新米の炊き立ては美味しいが、古米も粘りがあり味の付いたご飯もの(チャーハン、ピラフとか)には適しているようだ。

粘りがあるのが古米の特徴なら、そろそろ新米を卒業してもいいのかな?と考えています。

まあ、私に決定権はありませんが。

 

 

 

さて、今回は目黒区の新築工事現場で行われた、

 

気密検査

 

について書きます。

 

※過去の投稿に重複する部分もあります

 

 

気密検査とは、「C値(相当隙間面積)」を測定する検査の事です。

 

C値とは、家の延床面積に対する「隙間面積」の割合を示す数値で、床面積1m2当たりどれ位(何cm2)の隙間が有るかを表した数値です。 
この値がゼロに近いほど隙間が少なく、気密性が高い住宅であることを意味します。

 

一昔前の在来工法の住宅ですと、C値は約9.0程の性能でした。

C 延床面積 隙間面積 ハガキ
9.0 132㎡(約40坪) 1,190 約8.1
5.0 132㎡(約40坪) 660 約4.5
2.0 132㎡(約40坪) 264 約1.8

 

C値による隙間の違いを表にしてみると、数値によってどの程度違うか分かりますね。 

 

 R0020903

 

おおきなメガホンのような機械を使い、一つの窓から家中の空気を放出してC値を算出します。

 

R0020902

見守る佐々木。

 

結果は今回も1.0を大幅に下回りました!! 😉

ハガキ半分にも満たない値です。 

 

「高気密」を謳うには実邸測定は義務だと私は考えます。

カタログで数値を自慢するのは簡単ですからね。

 

R0020908

 

R0020916

 

大工指導のもと、現場も綺麗で各職人さんも作業しやすそうです!!(*^^)v

どのような素敵な家になるのか楽しみです 😛

 

 

 

アパート改修工事 ~途中経過その②~

 

さて、前回書かせて頂きました綱島のアパート改装工事。

前回は 解体~配管整理 と進み、今回は天井の 野縁※1 が組みあがり、

床も万協フロアを使い、仕上げの 「無垢材」 も貼り進めてます。

 

※1 野縁:天井の裏に入る骨組みの事。

 

 P6110002

 

床のレベル(高さ)を決めていきます。

前に投稿しましたが、お馴染みの万協フロアーです。

支持脚(床を支える脚)が任意の高さに設定出来るので、このような現場では大活躍です。

脚の上に厚いパーチクルボード20mmを敷き、仕上げのフロア材を貼る前にベニヤを敷いていきます。(これを捨て貼りと言います)

 

 

P6110004

 

並行して野縁を組みます。

 P6130017

 

 

組んだ野縁の中に断熱材を敷き込んでいきます。

このあとは配線・ダクト(換気扇からつながる空気の通り道)をつなぐために電気工事が入り、

それが終わりましたら天井をボードで塞いでいきます。

 

 

P6130019

 

厚みのある無垢材も貼っていきます。

今回の工事コンセプトが 「健康・免疫」 です。

床は無垢材です。賃貸で無垢材。豪華ですね 😆

 

いよいよ来週はユニットバスも入り、部屋の全体像が明らかになります。

乞うご期待(*^^)v

 

改装工事進行中!!

 

-梅雨明けを待つのも気が疲れるものです。-

 

 

来週誕生日を迎えます、佐々木です。

 

人並みな言い方ですが、年齢を重ねるにつれて月日が流れるのが早く感じるようになってきました。もうしばらく20代を楽しみたいところです(・_・;)

 

 

 

さて、アパートの改装工事がいよいよ始まりました!!

一般的な1Kの部屋を二部屋つなげて、最新設備の整った ” 1LDK ” へ改装していきます。

前回もUPしましたが、改装前のお部屋はコチラ↓↓

 

101 キッチン

 

101洋間

 

101洋間②

 

工事前の101です。そしてお隣の102は、正反対の間取り↓↓

 

202 キッチン

 

202洋間

 

まずは ”解体工事”

二部屋をスッカラカンにしました。

 

解体後はこのような感じです  😛

 

P5310044

 

P5310053

 

二部屋分の配管(給水・給湯、ガス、排水)が剥き出しになり、電気の配線も張り巡らされています。新築工事でも、改装工事でも一番最初に行うべき作業は、

 

墨出し

 

墨出しとは、

「建物の柱の中心線や床・壁の仕上げ面の位置など、工事の基準となる線を出すこと」

です。

 

これからどのように室内を間仕切っていくかを書いていくんです 👿

「キッチンはここ」「お風呂はここ」というふうに。(*^^)v

 

ただし、写真を見て頂くと分かるように、墨出すにも配管だらけで、、。

 

という事で、今回は水道の職人に配管を撤去してもらいつつ、墨を出していき、配管を新しくやり直しました(^_^)  

 

「お風呂ここだから給水・給湯はこの位置で」「トイレここだから排水はこの位置に」というふうに指示していきます。

 

P6070012

 

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昔と違い、鉄管ではなく樹脂製の配管(ヘッダー配管)を使用しますので、融通が利きやすく助かります 8-O 新しい間取りに合わせた位置に通していきます。

 

配管整理ができたら、いよいよ大工さんが床・天井を組んでいきます。

新築と違い、臨機応変に対応していかないといけないので、大工さんと相談しつつ進めていきます!!  

 

また進捗UPしていきますので、乞うご期待 😕

 

 

 

 神経が疲れる作業です。(^_^;)