世田谷区S様邸インタビュー

初めてのリフォーム。説明を聞いていて、すごく安心した覚えがあるんです。

 

 

〔インタビュアー〕 熊田 寛貴(ヒロ)、池内(イケ)   〔お客様〕 ご主人奥様娘さん

 

 


ヒロ
新築するよりきれいになっちゃったみたいですね。

ご主人
かつての様子がもう分からないですね。
娘も覚えていないと思います。
写真を見て、ああこんなだったねーと・・・

 

築50年以上という感じですかね。

 

奥様
間取だけは、そのままなんですけどね。
柱が残っているから。

遊びに来た人は、新築だと思っていて(笑)

ヒロ
新築以上のお家だと思いますよ。

ご主人
結果的にはそうですよね。
二階には妻の仕事スペースもとれましたし。

奥様
今日は娘の友だちとそのお母さんたちが集まって
パーティーなんです。

ヒロ
Kちゃん、今日はみんな集まるの?
お友だち来るんだね、いいねぇ。

Sさんは、お引渡ししてもう2年になりますかね。
リフォームを考えるようになったきっかけは何ですか。

ご主人
安心して暮らしたかったこと。
いざという時に、その時じゃ遅いですからね。

ヒロ
築何年くらいでしたか。

奥様
このあたり同時に建ったんですが
手を入れている家は大丈夫みたいですけど。

ご主人
築50年以上という感じですかね。

ヒロ
いちばん最初におじゃましたときに「耐震」の
お話をさせていただいて。
最初は補強、ということでしたけど。
新築も、考えられていたんですよね。

ご主人
何年か前から、どうにか補強できないか、ということは
ずっと考えてまして。

ヒロ
以前にも何回か大工さんに入ってもらって、
ちょこちょこと補強なさってたんですよね。

奥様
ここを買ったときに大々的に手は入れたんだけど
白アリはいたし、畳は抜け落ちてて
二階の平衡がとれないような建物だったんです。

ヒロ
いろいろと前の大工さんが苦労された跡も見えまして。
解体したときに分かったんですが、
いろいろやってくれていたんですよね。
補強を入れてくれたり、床を戻してくれたり。

 

まず安全が一番で。

 

ヒロ
当初はどんなリフォームが理想だったんでしょうか。
もちろん安全に、というのがいちばんですよね。

ご主人
他はあんまり考えてなかったですね、まず安全が一番で。

奥様
制約がある場所だったから
善光さんのほうでやっていただけるっていうだけで
ありがたかったから。

ご主人
補強なりなんなり、手を入れていただけるっていうだけで
あー良かったと、本当にそういう感じでした。

ヒロ
いろいろと他をあたられたり、ということはありましたか。

ご主人
何年かの間、なにかきっかけがあるたびに
他のところで話を聞いてみたりしていました。

でも、外壁だけの補強…とか、
そのくらいしかご提案いただけないことが多くて。
家を見てもらうと、それ以上はちょっと難しいかな、と。

 

熊谷さんがいろいろご提案してくださったおかげで、話が進んで。

 

ヒロ
リフォームするときにどんなことで
悩んでいましたか。
いろいろなやりとりあったと思うんですよね。
具体的にどういうふうにしたいとか。
ご自分の意見を伝えにくいということはありましたか。

奥様
考え始めたらパッパッパッと早かったよね、ふたりとも。
何度か熊谷さんが来てくださって
いろいろご提案してくださったおかげで話が進んでいったような
ところがあるので。

ご主人
家づくりとかリフォームとか、
初めてのことなので分からないし、進み方もまったく分からないから
どこまでできるのか、どこまで望めるのか、
分からないところがありましたね。
土地のカタチとか場所で制約があるっていうようなことも
聞かせていただきましたし、技術的な制限もあるでしょうし。
たぶん善光さんにしても制約が多い中で
いちばんベストなものをご提案いただいたと思うので
その点はもう、そうだよな、と納得しながら。

 

昨日、地震あったんですよね。

 

奥様
だからうちのほうの希望は、
骨組みはそのまま、で耐震の補強が施されて、
できれば見栄えが良くなってくれればいいかなと
そのぐらいですね。

ご主人
まずは「揺れない」とか。
この先、構造とか家のことで心配することがなくなればいいなと。

ヒロ
昨日、地震あったんですよね。

奥様
ありました。けっこう大きかったみたい。
家にはいなかったんですけど。
3.11のときにも家にいなかったんですけど
あのときも物がなにも落ちていなかったんですよ。
花瓶もそのまま。倒れてなかったです。

ご主人
仕事場はすごかったです、昨日は。
鉄骨の5階なんですけどね。
20cmくらい物が動いてましたね。

ヒロ
じゃ、物が落ちたりしたんですね。
事務所のほうが怖いですね。

ご主人
本棚が、壁から20cmくらい離れるんですよ。

奥様
細長いビルなのですごく揺れるんですよね。

ヒロ
リフォームするにあたってめげそうになったエピソードはありますか。

ご主人
んー、予算…と間取かな。
どこを広く取るか。

ヒロ
予算を振り分けるのに、優先順位ってありますもんね。
構造をしっかりしたいっていうのと、
私たちが提案していくときに地震に強くするっていうのは
当初からの目的だったんですけど、
ただ単に強くなってきれいになったネ、っていうことよりも
今よくテレビなどでも言われているように
省エネにしていきたいっていうのがどうしてもあったんですよね。
それでこういったペアガラスであったりとか、ご提案して。

あと無垢床にしてね、温かみを感じていただきたいと。

それから床下にも、
施工写真を見ていただくと分かると思うんですけど
断熱材を敷きこんでるんです。
普通の家ですと、土間になっていて
じかに冷たさが上がってくるような感じなんですよね。

 

すごく電気代が少なくて済みますね。

 

奥様
すごく電気代が少なくて済みますね。

ヒロ
今どのくらいになりました

奥様
冬場は1万円ちょっとかな。
夏は4000円くらいで。

ヒロ
そうですか。それはいいですね。

奥様
意外とエアコンを使わなくて済んだんですよね

ご主人
節電という意識はしてるけど
それにしても
25パーセント削減できて、5000円超えないとは。
本当に光熱費はすごく安くていいですね。

 

長持ちして、なおかつ、あったかい家。

 

ヒロ
あともう一つは
今、私どもで手がける新築もリフォームもそうなんですけど
「長持ちして、なおかつあったかい家」を目指しているんです。
リフォームするときに見た目を豪華にしたいという方の気持ちも
わかるんですけどSさんのところのように、
断熱にお金を使ってほしいという方は、
本当の意味でのいい家を造れると思うんですよね。

そうすると、例えばお風呂に入るときに
温度差が少ないと思うんですよね。

通常お風呂って寒いものですけど、
断熱とユニットバスを組み合わせればかなり温度差を減らせます。

日本の新築もリフォームも、省エネはもちろんですが
温度のバリアフリー化というのを国が打ち出してきてるんですよ。
できるだけ家全体を省エネにして、
どこの部屋に行っても温度が均一であるようにしたい。
なぜかっていうと
お年寄りの方が家の中で事故に遭うケースが多いからなんですよね。
交通事故死者よりも
家の中の事故死のほうが多くなっちゃったんですね。
階段での転倒とか、
つまづいてしまって頭を打ったりとか。

その次に多いのが温度差の事故なんです。
真冬に、お風呂におじいちゃんが入ったときとか
夜中、布団から出てトイレに行ったりしたときに脳梗塞を起こすとか。
この原因は温度差によるものが大きいんです。
布団の中っていうのは、体温のおかげで30度台であったかいですけど
家のトイレに夜中に起きたときに廊下なども
いきなり10度以下の気温のところに出ていくわけですよね。
この時20度以上の温度差になると
お風呂場やトイレで急に血圧が上がって倒れてしまうという。
これは国のほうでも何とかしなきゃいけないなってことになって。

脳梗塞で倒れると医療費がかさみますので
国としては医療費や介護費を抑えたい、という思惑があるんでしょうけどね。

私たちにしてみれば、健康で長生きすることが何よりですからね。

ご主人
先ほどの話に戻りますけど
リフォームするときってそこまで知らないから
せいぜい壁とか床の材質くらいで、ペアガラスっていう意識もなかったし、
断熱とかいうことも、提案していただいて初めてなるほど、と。
そして、住んでみてなるほど、と(笑)

特にうち、廊下がなくて、しきりも家の中にドアもないから
夏は、2階はどうしても暑くなっちゃうけど、1階は涼しくていいですね。
階段通って冷気も来るし。

冬は逆に、下でちょっとあっためると
2階はどんどんあったまるし。

奥様
上でエアコン使うことは、ほとんどないんです。

ご主人
まったくないね。

ヒロ
善光建設を訪問したきっかけはなんですか。

ご主人奥様
Sさん

ヒロ
Sさんですね、ご近所の。

奥様
Sさんのアパートに住んでたんです、学生のときに。
Sさんは大家さんだったんです。

ヒロ
なるほど、なるほど(笑)
それから…じゃ、かなり長いお付き合いで。

奥様
アパート建て替えで出なくちゃいけなくなって。

ヒロ
それですぐ近くのこちらのお家を購入されたのがきっかけですか。

奥様
手で持って引越しができる♪って言って。
ロケーションが気に入ったんです。
ちょっと奥まった旗竿地なので静かだし、いいんですよね。

ご主人
Sさんのところの工事を見てたんですよね。
それでぜひ善光さんに、と。

ヒロ
Sさん、こないだもまたリフォーム工事させていただいたんですよ。
リフォームするまでもないくらいきれいだったんですけどね。
どうしても子どもたちに残せるようにしておきたいとおっしゃるんで。
3年くらい前からおっしゃっていて、
まだ必要ないですよ、まだ必要ないですよ、とずーと延ばして。
最近いよいよ定年を迎えられたっていうことだったので
じゃあ工事しましょうという話になって。満を持して。
外装と屋根をリフォームさせていただきました。

ヒロ
善光建設で決めた理由、ここでという決め手になったものはなんですか?

ご主人
ご紹介の安心感はもちろんあったし。

ヒロ
内覧会にも来ていただいたんですよね。
最初は、、、本社のほうにお越しいただいたんですね。

ご主人
そうですね。

ヒロ
その時にお会いしてからですよね。
新築にするか…リフォームするか…というお話をされていたので、
「それじゃ、ちょっとお家を見させていただきます」
ということでおじゃましたんですね。
それで、まず法規的なところを調べて、
何とかできないかな、ということで。

ご主人
じゃリフォームで行こう、ということになったんですよね。

ヒロ いざ「リフォームをしよう」と具体的に話が進んでくると、
高額になるので
「ちょっと他も見て比べてみようかな」となりませんでしたか?
僕だったら多分なると思いますけど。(笑)
車くらいだったら、
まぁ特に問題なさそうだしこの会社でいいかな…などと判断しますけど
一生を委ねる家っていうことになると。
なにか弊社に任せようっていう、きっかけはありましたか?

 

他の業者さんと比べてないですね。

 

奥様
私がいちばん気に入ったのは、
構造…そう装飾とかそういうことの前に
建築物自体へのこだわりが感じられたところなんですよ。
断熱とか耐震とか、熱く語ってくださったので。
普段から私の場合は―たとえば車を買うときも
見た目の装飾よりも、使い勝手が良くて、性能も良くてっていうのが好きなんです。
ヘビーデューティーっていうのかな。
善光さんは、説明を聞いていて、すごく安心した…納得した覚えがあるんです。

ご主人
そうそう。だから善光さんからお話を聞いたあと、他の業者さんと比べてないですね。

 奥様
そうなんです、比べてないですよ。

ご主人
他社の見積もりもとってないし、相談もしてないです。
他はいいやーって。ハハハ(笑)

ヒロ
そんなに安心して任せてくださったんですね。
感激です。

 

「モノを作る」って、見えないところが実はいちばん大事で。

 

ご主人
僕もモノ作ってる仕事だからかな、その辺が響きましたね。
最初に善光さんが提案されたときに
外見のことじゃなくて、中のことを仰ってたんですよ。
見えないところ…構造のほうね、壁とか。

「モノを作る」って、見えないところが実はいちばん大事で、
例えばガラスと言ってもいろいろ種類がありますよね。
その中で、どういうものがいちばんいいのかとか、
そういう具体的なことをいろいろと比較しながらお話ししていただいたから、
「あーそうか!」と納得して。
それが決めてでしたね。

ヒロ
ありがとうございます。
思いをわかってくださって嬉しいです。

建築中に職人や現場監督の様子をご覧になっていかがでしたか。



奥様
私たち、大工さんのファンだよね(笑)

ご主人
そう。棟梁の。

ヒロ
木崎のことですね。

奥様
そう木崎さん。
勝手に「キヨシロー」って呼んでたんだよね。

ヒロ
あ、近いかな、雰囲気が。

奥様
ちょうど寒い時期の施工だったんですけど、
毎回、薄着でいらっしゃって、すごく気になっていて、それが。

ヒロ
話しました?

奥様
はい。とても気のいい方で。

ヒロ
とてもやりがいがあったようでしたよ。

ご主人
たぶん大変だっただろうとおもうんですよ。

ヒロ
熊谷だけじゃなく、僕もですけど、
できあがってくるのを見ていると、ワクワクしてきましたよ。
これはもうね、
解体しているときはもう、テレビ番組じゃないかっていうくらい、
いったいどうなるんだーっと。

奥様 まったく違うものに生まれ変わりましたね。

 

もうありますよ、バーベキューセット(笑)

 

ヒロ
骨組みができて外回りを固めたとき、
「あーこれはいいものになるなー」と確信しましたね。
お庭がありますしね。バーベキューできる家になるなと。

ご主人
もうありますよ、バーベキューセット(笑)

ヒロ
あーありますねー(笑)
住んでみたいと思わせる家ですね。

奥様
すごく住みやすいですよ。
使い勝手がいいんです。

ヒロ
旗竿の土地っていうと、どうしても狭いとかいうイメージがありますけど、
S様のお家は、余裕をもって家があって、お庭があって、
都内で自宅の庭でバーベキューって最高の贅沢ですね。
だから近所の子どもたちも集まるんですよね。

ご主人
居心地いいんですかね。あったかいんだと思うんですよ、冬は。
気が付かないけど。それに空気がいいんでしょうね。

ヒロ そのうえ、人柄もあったかいから(笑)

善光でリフォームすると幸せになる人って
どんな人だと思いますか?

 

家族で生きてるときに、「いちばん何が大事だろ」って。

 

ご主人
自分たちのこと誉めてるようでちょっと…ね、
あまり偉そうには言えませんけど
家族で生きてるときに、
「いちばん何が大事だろ」って真剣に考える人、かな。

ヒロ
自分たちの生活…家族…があってこその家ですからね。

ご主人
家の中に家族でいる時間って実はそんなに多くない。
だけど、せめてその中に家族でいるときは心配ごとがない状態でいたい。
例えば外が嵐でも安心していられる、そういうことがいちばんという方なら
善光さんで造られると合うんじゃないかな、と思います。

ヒロ
ありがたいお言葉をいただけて嬉しいです。

大手のハウスメーカーさんなら、システムができていて、ある程度
型が決まっているでしょうから
すばやく家ができて、すぐ住める、ということになるんでしょうけど、
うちの場合は、お客様がどういうふうに生活されているのか、
というところまで踏み込んで考えてますね。

何といっても建てた後の暮らしのほうが大事なわけですから。

ただ単にきれいに造るっていうことなら、どこでもできると思うんですよ。
やっぱりこういうふうにしたい、あったかい家にしたいとか、
そういう思いがありますね。

奥様
いろいろとアドバイスしていただきましたよね。
今はこういうのがあるよ、とか、すごくよくいろんなこと知ってらっしゃるから。
予算の許す限り、取り入れたいなぁと思いましたよ。

ヒロ
それでは最後に「まとめ」としまして(笑)
善光建設で頼んで、良かったでしょうか?

ご主人奥様
もちろん!

イケ
Kちゃんも良かったですか?

Kちゃん
うん!楽しい。

ヒロ
楽しいのがいちばんだね(笑)

 

 

【Kちゃんが秘密の隠れ家を案内してくれました】

 

 

Kちゃん
あのね、秘密の隠れ家も作ってもらったの。

イケ
へえーそうなのー? Kちゃん!

Kちゃん
あるよー。ほら、ここ入口。

イケ
見せて見せてー。

奥様
大工さんが板を貼ってくれて、きれいに。
ちゃんと部屋になってるんですよ。
床にもこの板を貼ってくれて。

ヒロ
おー、奥が広いんだー。
Kちゃんなら立てるね。
入口は狭いけど、奥に広がってる。

Kちゃん
ここに物がかけられるんだよ。

イケ
わー、便利だね。

これ、大工さんが中に入って施工したんですよね!?

奥様
大変だったと思うんですよ。

イケ
Kちゃん、造ってもらってよかったねぇ。

奥様
ふさいじゃう?どうする?って聞かれたんで、
じゃあ開けてくださいって。

ヒロ
いやー良かったですね。

 

 

【2階も拝見】

 

 

奥様 
先日お話しした本棚なんですけど、
ここにね、造ってほしいんです。

ヒロ
後付けの造作家具ですね、分かりました。
かなり収納力のある本棚ができますよ。
寸法に合わせて、外で材料を切って持ってきて、
中で組み立てるようにします。

奥様 収納も、バーを付けてもらったので使いやすいですよ。

ウォークインクロゼットになっていて。

それから、こちらの部屋は、以前は別々の部屋だったんですけど
今は、ドアはつけずに壁と梁だけで仕切っているんです。

イケ
二つの部屋が緩やかにつながっている感じがいいですね。

奥様
子ども部屋と仕事部屋を完全に仕切るんじゃなく。
視界を遮らないので広々としてます。

ヒロ
なるほど、本日はありがとうございました!