大田区S様邸インタビュー

子どものため、奥様のため。ご主人の「粋」なこだわりが詰まった我が家

 

 

〔インタビュアー〕 熊田 寛貴(ヒロタカ) 〔お客様〕 ご主人奥様

ヒロタカ
家を建てようと思ったきっかけはなんですか?

ご主人
子どもが生まれてからだね。考え始めるようになったのは。

奥様
それまでは、ここのすぐそばのアパートに住んでたんです。

ご主人
当時ね、この近くの不動産屋さんに行ったら上沼恵美子さんにそっくりのおばちゃんがいてね(笑)。
そのおばちゃんに勧められたんだな。そのアパートは。
新築だっていうからさ。これはちょうどいいなぁって。

奥様
でも子どもも徐々に大きくなって、どうしても手狭になってきちゃって。

ご主人
彼女(妻)からしたら、資産的なものを残したいっていうのもあっただろうし。
いろいろ見たよね、マンションも、建売も。
で、ここら辺からは離れたくなかった。子どもの友だちの関係だとか、かみさんの友だちとか、近所づきあいとか。

奥様
ここね、ホントいい人が多いんですよ。
幼稚園もすごくいい幼稚園で。
ここの環境は、もう離れたくないなと。
不動産屋さんの車に乗ってぐるぐる、ぐるぐると、ずいぶん探して回って。

でも、ないんですよね。
もう建売でもいいからって感じで探してて。

そんなとき、幼稚園の運動会の帰り道にふっと見たのがここの土地の看板で。すごくシンプルな看板だったんですよね、確か。覚えてますよ。

ヒロタカ
あ、あれ僕が作ったんです。

ご主人
ちょっと見てみようか、と。もう更地になっていてね。

奥様
きれいな真四角な角地で、通りからちょっと入ったところで静かですし、幹線道路も近くにあって、駅からも近くて。
もう探していたものにぴったりの土地だったんです。
運命的な出会いでしたね。

ヒロタカ
縁があったんでしょうねー。
土地と出会い、弊社で建てていただき、そして今インタビューという(笑)。

ご主人
いやーすばらしい。ははは。
もうあれから8年ですか。

ヒロタカ
あっという間ですね。

 

そのときに、本当にずっと付き合っていける会社だと。

 

ヒロタカ
家を建てるにあたって、別の建設会社も回られましたか。

ご主人
とにかく木で造る家が建てたかったんだよね。
だから善光さんともう一社、木の家に強いハウスメーカーのどちらか、と思っていて。
社長にも「迷ってます。」って正直に言ったんだよね。

地盤調査は事前にしていて、非常にいい土地だよっていう評価は出ていたんで
あとはどこで建てるかということで。

まあ、7:3くらいの割合で善光さん、でしたけどね。

それで、さて融資が受けられるかっていう話になって
手続きやら何やら大変だったときに、熊田社長が
「他にもこの土地を買いたいっていうお客さんがいるけど、
Sさんのほうがいちばんだから、
Sさんの結果が出るまでは絶対に他の方には譲りません。」 と
力強く言ってくれてね。
銀行に一緒に行ったり、いろいろと協力してもらったんです。
そのときに、本当にずっと付き合っていける会社だと。
ほんっとに思いました。
本当に熊田社長はすばらしい。最高ですね。

ヒロタカ
ありがたいお言葉ですね。
僕も社長を手本にしてさらに修行しますっ!(一同、笑)

奥様
南千束のほうで建てられた方は
息子さん(善光建設:ヒロタカ)のこと、すごくほめてらっしゃいましたよ。
「息子さんとたくさん話してみて、ぜひこちらに頼みたいと思った」って。
それで善光さんに決めたって言ってましたよ。

ヒロタカ
ははは。嬉しいですねー。
年末にお客様たちのところに挨拶に行ってるんですけど、お客様が家を気に入っていて、
喜んでくれてるんですよね。
そういう姿を見るとやっぱり嬉しいですよ。

ご主人
住んでる人が、いい家建ててもらってると思うからそういう態度も出るんですね。
非常にありがたいっていう気持ちは、ずーっと持っていますよ。
ありがたいです。本当に助かった。

ご主人の「粋」、奥様に “月明かり” のプレゼント

 

ヒロタカ
間取りづくりとか設計の段階での思い出などはありますか。

ご主人
将来、間取り変更することがあるかもしれないからって、
コンセントは多めにつけておきましたよね。

ヒロタカ
えーっ? こんなところにも!? というくらいに(笑)。

ご主人
あと、あの窓ですよね。

奥様
月が見えるんですよ。

ヒロタカ
そう、そう!
熊谷が忘年会や新年会の席で、この窓の話をしていました。
もう、伝説として語り継がれています(笑)。

仕事でいつも帰りが遅くなってしまうご主人が、
「息子さんとふたり待ちながら家庭を明るく守ってくれている奥様に
月をプレゼントしたいんだ、キッチンから月が見えるように窓をつけてほしい。」って
おっしゃったんですよね。

ご主人、ご自分からは、なかなかこのことを奥様に伝えられなくて、
代わりに熊谷からご説明したと。
奥様が感動のあまり涙ぐまれていたと。

奥様
うふふ(笑)。

ヒロタカ
先日、職人さんに毎月配っている『善光通信』にその記事を載せたんですよね。
広報担当者がその話を入力しながら感動して、
パソコンの画面が涙でくもって見えない、って言ってましたよ。

奥様
えーっ(笑)。

ヒロタカ
たくましい体格に似合わず、すごくロマンチックなんだよって(笑)。

ご主人
いやーまいったなー。ははは。

「明日現地でお会いしましょう」

 

善光建設で建てよう、と決めた理由はなんですか?

ご主人
熊田社長の誠実さ!

奥様
土地の看板見て、すぐに電話したんですよ。
そうしたら「明日、現地でお会いしましょう。」って。
汗たらたら流しながら一生懸命説明してくださってね。

ヒロタカ
うーん、僕もこれからのお手本にしなくちゃならないですね。
スマートさは、ないですけどね(笑)人の好さなら負けないように。

実際に住まわれてみて、いかがですか?

 

ヒロタカ
実際に住まわれてみて、いかがですか。

ご主人
非常にいいですね。

奥様
冬も22度くらいであったかいんです。
ただね、最近ちょっと気になることがあってね。
結露が今年から急に出て。
今まで全然出なかったんですけどね。

ヒロタカ
窓の下のほうですか…。
ガス器具や加湿器をお使いになってますか?

奥様
あー、加湿器を使ってます。これのせい?

ヒロタカ
それもありますね。
あと、今年は例年よりひどいらしいです、マンションでも。
昼夜の温度差が激しいって聞いてます。
対処法としては、換気システムの清掃をするといいかもしれませんね。
空気の流れができるといいんです。

ご主人
そうだ、それをね、頼みますよ。フィルターと元のところ。
あと電球、ふたつ切れちゃって。これもお願いしたいんですよね。

ヒロタカ
分かりました。すぐ手配しますね。
夏の暑さはいかがでしたか?

奥様
冷房はよく効いてますよ。
つけなければ暑いですけどね。

ヒロタカ
うらやましいくらいの日当たりですもんね。
間取りはどうですか。

ご主人
通常、二階じゃないですかリビングって。
土地の向きによるかもしれないけど、
絶対一階をリビングにしたかったんですよ。
子どもがリビングを通って自分の部屋に行くっていう。
これはやっぱりね、こだわりがあって。
玄関入ってすぐ階段ていうのは避けたかったんだよ。

奥様
大きくなればなるほど、あんまりしゃべらなくなっちゃうからね。
こういうふうにしておいて良かったねって。

ヒロタカ
いま主流になってきていますよ、そういった間取りが。
先見の明がありましたね(笑)。

うちでは設計の段階で皆さんにお話ししています。
最近は本にも書かれていますしね。
そうすると皆さん「こういうふうにして。」と。
Sさんのお宅はお手本のようなおうちですよ。

熊谷さんには、面倒くさい男だなーと思われたと思って(笑)

 

ヒロタカ
善光建設で建てると幸せになりそうな人ってどんな人でしょうか。

ご主人
実際に建ててみて思ったのはね。
熊谷さん、大変だったと思うんですよ、図面ひいてるときにね。
勝手に僕が書いて持ってくるんだもんね。
ここ、こうしたい、とか屋根の形はこう、とかね。
もうホントいろいろ持っていったんでね。
熊谷さんには、面倒くさい男だなーと思われたと思って(笑)。

ヒロタカ
そんなことないですよ。

奥様
たぶんそうよ、きっと。
もう、いちいち、いちいちうるさいなーって(笑)。

ご主人
ははは。でもそういう面では、要望するとちゃんと対応してくれるじゃないですか。
やっぱりそれは我々にとっては、とてもありがたいことで
頼んだら頼みっぱなしじゃあね、
入ってからああすればよかった、こうすればよかったって
やっぱり出てくるものだから。
うちでさえ、そういうこと中にはあるから、
それを任しっぱなしだとホントに悔い残るような気がする。
それを、話せば聞いてくれて、取り入れて設計に反映してくれるていうのは最高。
善光さんと一緒に建てるんだっていう人は幸せになるんじゃないかな。

ヒロタカ
それでは、ここはこうすればよかったなーと思うところは?

ご主人
全部の部屋にテレビのね、差込口を付けたかったなー。

ヒロタカ
お子さんが大きくなってくると、必要になってきますね。

ご主人
あと電話、インターネット。
当時は、ケーブルテレビかアンテナかっていう頃で。
まあ、それまでと同じようにってアンテナにしちゃったんだけど。

今は無線LANで何とかなるんだけど、
差込口はつけておいても損はないな、と。

ヒロタカ
気に入っているところはどんな部分ですか。

奥様
熊谷さんはすごくいろいろ提案してくださってね。
木の家の感じっていうことでね。壁の一角に木を貼り付けてくれてね。

ご主人
そうそうそう、すごく感じいいんですよね。
それでね、そこにワイルドターキーのプレートをかけたの。
これウレタンなんですよ。うちで作ったんですよ。

ヒロタカ
えー、Sさんが作られたんですか。すごくいいですね。合いますよね。

ご主人
これがピッタリでね。

奥様
この木、熊谷さんのアイデア。
いろいろ提案してくださってねー。
考えてくださったんですよ。

ヒロタカ
それでこの木の板の脇からキッチンへとつながって…
あえて吊収納をつけずに開放感を大事にされたんですよね。

奥様
キッチンからリビングを見渡せてね。

ヒロタカ
キッチンを素通しにするとか、リビングを通って子ども部屋に行くとか、
そういった造りは、今うちの主軸になっていますよ。
やっぱり一緒にね、間取りを練り込んでいくっていうことが大事ですよね。
お客さまと会う前にももちろん練り込んではいるんですけど、
Sさんみたいに「こうしたい」っていうはっきりしたイメージがある方ばかりではないですし、
はじめて家を建てる方ばかりですからね。

ご主人
要望を出してって言われても困ってしまう場合もあると思いますよ。

ヒロタカ
ええ。そこで、こちらからこういう提案をすると、気づかなかった部分に気づいてくださって、
「これいいね」なんて。

確かに感じる静かさ。 「雨降ってるのがわかんないものね。」

 


ヒロタカ

実は僕、今ショールームに住んでるんですよ。
これから建てられる方たちに、実際に住んでいる住まいを見ていただこうと思って。

奥様
ああ、あの会社の並びの?

ヒロタカ
はい。1階は打合せ用の部屋で、セミナールームのようになってまして、
2階3階を住まいにしているんです。
モデルルームとして作ったんですが、住んじゃって(笑)。

土地が三角形なんですよ。
あの辺りは狭小で、しかも変形地の住宅で悩まれている方が多いんですね。
そういった方の希望を叶えるためのひとつの例として見てもらえればと。
あと、あの場所はすごく環境が悪いんですよ。
まず日当たりが全然ないっていうことと、目の前、東横線と駒沢通りですし、
音がとんでもないんですよ。轟音です(笑)。
でも、家に入った途端「シーン」となるんですよ、スーパーウォールなので。
お客様が来ると、みなビックリされてますね。

ご主人
いやー、うちもほんっと静かだもんな。

奥様
雨降ってるのがわかんないものね。

ヒロタカ
あ、それ、クレームでありました。
洗濯物がぬれちゃうので何とかならないかって。
(一同、爆笑)